Cafe de Kurie

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ハイエースワゴンをレンタル

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ハイエースワゴンを本日レンタルし、高速道路を主に約300km走行してきた。レンタカーなのでDXグレードだったが、走りの本質的な部分はGLと変わらない筈。
第一印象、当初想像していたよりもかなりしっかりしていたのに驚かされた。もっとボディがブルブルしたり、内装がビリビリ共振したりするものだと思っていたし、それは仕方の無いものだと思っていた。しかし実際のところはそうした事は一切無く、ヘタな乗用車よりまともだった。
ステアリングは思ったより重め。路面のインフォメーションを伝えるタイプではないが、操舵に対しての実際のクルマの向きの変え方に唐突さが無く、違和感がないのが良い。切り出しで車体がグラっとしない。
エンジンは実用に徹している。イヤな音や振動が出ないよう躾られており、良くも悪くも主張がない。出足の加速は、実力よりもかなり鈍されている。実用に問題がないところまで燃費に振られているようだ。スロコンで補正するとかなり印象変わるだろうと想像する。
そして見晴らしがよく、運転中の目視確認に必要な箇所が必要なだけちゃんと見える。それ故に大きさがあまり気にならず、最小回転半径の小ささと相まって取り回しは想像以上だった。
ただ、これら上記の事はあくまで「多人数乗車ワゴンとしては」なので、流石にセダンやスポーツワゴンと比べたら走行フィール比較したら分が悪い。一番は走行中の上下動がどうしても大きいこと。人間が不快にならないような振動特性に調整は巧くしているけれど、変位の絶対量は如何ともし難い。そしてそれは疲労に繋がってしまう。MIRAIと比較したら疲れやすいのが本音のところだ。
まあそれは当たり前のことだし、ハイルーフワゴンならではの圧倒的な室内の広さや迫力など魅力を体感できたのは収穫。新たな知見ですな。