Cafe de Kurie

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【ニュース雑記】EVウォーズ

今後数年の間にEVは本格的な普及段階に入ります。

現時点はテスラがリードしている状況ですが、市場規模は世界累計で200万台。

これから数年規模で爆発的に拡大しますので、あまりスタートポジションに意味は無いのかもしれません。

■HV/PHV/EVの世界市場予測(新車販売台数)

  2018年実績 2025年予測 2035年予測
合計 425万台 100% 1,697万台 100% 4,090万台 100%
HV 233万台 55% 461万台 27% 785万台 19%
PHV 62万台 15% 453万台 27% 1,103万台 27%
EV 130万台 30% 783万台 46% 2,202万台 54%
上記は乗用車を対象とする。(超小型車は含まない。)  富士経済推定
※HVは48VマイルドHVを含まない。

各社ユーザーの要求を満たす性能・機能は用意してきますので、価格勝負になってくるでしょう。

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テスラはこれに対応し、勝負を仕掛けようとしています。目指すはガソリン車同等以下の価格。補助金入れたら圧倒的な価格競争力です。

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対してトヨタはこれまで開発着手を発表してから数年がかりで、本格的EVシリーズの第一弾を発表しました。第一弾はスバルと共同開発したEV専用プラットフォームのSUV

果たしてこの車両価格はどの程度になるか注目です。

テスラの動きはトヨタもよく分かっていますから、相当攻めてくると思われます。

kuruma-news.jp

トヨタは過去にHVを普及させるため、初代プリウスを赤字で売った(材料費・組み立て原価でトントン、開発費分がほぼ赤字)過去があります。1台40万円の赤字とも当時言われていました。

今後数年は本当に勝負どころなので、トヨタは今回も相当な戦略的価格で仕掛けてくると思われます。補助金込みで300万円を切ってくるグレードを用意してくると予想します。

そうでないとテスラや中国勢に勝つのが難しくなってくるからです。

バッテリーやモーターシステムは今後どんどん量産効果でコストが下がります。

最初赤字でも市場でシェアを奪い、台数が確保できれば黒字化できるのです。

各社勝つための準備が水面下で動いています。